Amazonベストレビュアー殿堂入りを目指すブログ

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意外にもAmazonが仕事してたらしい件

レビューの票がときどき減るのは知ってたけど、問題のあるレビューは後から削除されることもあるらしいことに気付いた。

通常のレビュー却下の流れ

自分の経験上、露骨にガイドライン違反してるレビューはそもそも表示されずに却下される。

具体例を挙げると、一つは他サイトでの購入誘導に繋がるレビュー。Amazonが品切れ起こしてたので「ここなら買えるよ」的なことを書いたらはねられた。考えたら当たり前のことなので、これはさすがに反省してる。

もう一つは書籍の中身が写った画像。問い合わせたところ、著作権違反の恐れから「引用要件の満足とは無関係に一律で」NGとのことだった。つい最近↓のレビューで1円玉とか100円玉とか書いてるのは、写真サイズの比較写真を載せようとしてたけど、はねられた名残だったりする。これ認めちゃうと漫画のレビューは酷いことになりそうなので理解はするけど、必要性を感じる場合もあるので引用は許容してほしい、、、という緩和の要望を出しておいた。

 Amazonのレビューは投稿後すぐに反映される場合と、しばらくどこにも表示されない場合がある。恐らく投稿時は画像添付とキーワードでチェックして引っかかった場合のみ精査、だと思うけどチェックワードがどうなってるのかはイマイチよくわからない。判りやすいところだと暗殺教室のレビューがほぼ毎回即時公開されないのはレビュー内に「殺」の文字が入るからだろうと想像してる。一方でスプラトゥーンのサントラは問題になりそうな文字は見当たらないのに、何故か止められていた。もしかして半角カナがまずかったんだろうか。

 他への誘導に近いことを書いても素通しされる場合もあるので、単に精度が低いだけかもしれない。メーカーや出版社で対応が違うなんてことは流石にないだろうと思うけど、そういう憶測を見た記憶はある。

 

公開済みレビューが削除されていた作品

前のエントリで紹介した、プチ炎上状態にあったこの作品。

死んで生き返りましたれぽ

死んで生き返りましたれぽ

 

☆一つのレビューがときどき消されているようだ。定点観測してみると結構面白いかもしれない。

当初自分の方から通報したときに帰ってきた答えを要約すると「対応するけど残ってるものは違反とは判断しなかったので悪しからず」だった。で、そのとき消えたのは作品の中身に全く(ほんっとうに一切)触れてない、ごく一部のレビューだけで大勢には影響なかった。まあそんなもんだろうと思ってはいた。

ところがレビューの中に「創作に違いない」と断言するものがいくつか出てきた。曰くpixivの投稿日やイベント参加日と入院期間が重なるという。イベントについては追う事ができなかったのでpixiv投稿日を調べてみたところ、6/17の投稿は見つけたが、、、さて微妙なところだ。

この本、診断書のコピーが収録されてて、これの日付が5/24。入院は4/26だが、上記投稿前のpixiv投稿は4月頭までさかのぼるので、こちらは問題なし。同じく収録されている医師のメモから容態急変が5/13。作品内の時系列より、ある程度まともなコミュニケーションが取れるようになったのは容態急変から少なくとも二週間後以降。つまり5/27頃までに外部での活動があれば間違いなくおかしいといえる。ただ、作品の流れからは、この後は数日単位での動きしかなさそうなので、6月中旬なら退院していたとしても矛盾とは断言できない。6月のpixiv投稿は新作ではなく過去作を公開したもののようだし、何より医師のコメントやらメモやら診断書やら、創作だとしたら本に収録されてるこれら全部捏造なのか?近親者の経験を作品化している可能性もゼロではないが、それにしちゃ妙にリアルだし、コメントを寄せた医師の立場があんまりだ。

で、気になったので、とあるレビューにコメントで上記の内容と合わせてソースの提示を要求してみた。自分が調べた範囲では気付かなかっただけで確たる証拠があるのかもしれない。特にイベント参加については調べるあてもなかったので根拠があるのなら出してもらった方が早い。しばらく様子を見て出てこないようなら捏造中傷の類として不正報告すればよかろう、と。

コメント欄が更新されたらメール通知されるように設定したけど、いつまで経っても通知が来ない。で、様子を見に行ったら該当レビューそのものが消えていた。創作扱いしていたレビューは他にも消えていたので、どうやら返事もらえる前に根拠のない中傷として処理されたくさい(他に不正報告した人もいたんだろうか)。日程の矛盾を指摘したレビューは一件残ってるけど、そのレビューでは疑問形で創作を示唆するにとどめ、断言してはいないのが生き残った要因ではないかと思う。珍しくAmazon仕事したなあ、という感じではあるけど、削除前にレビューを書いた本人に直接確認されているのかは気になるところ。万が一根拠はあるのにコメントに過剰反応して削除、という流れだと炎上を悪化させかねないし、何より自分も同じことをやられる可能性が出てくる。コメントが間違ってる可能性もあるわけだから、その辺はちゃんと検証されていてほしい。

もっともこの手の炎上物件で尾ひれの付いた噂が流れるのはよくあることなので、まともな根拠はないだろうというのも半ば確信してはいる(コメントでソースを要求したのは念のためというやつだ)。もし本当に根拠があればレビュー削除される前に返信してきただろうし。☆一つのレビューをAmazon購入済みでフィルタすると1つしか残らないところからすると、クレーム付けに来た人はせいぜいwebしか読んでなくて、書籍化の際に追加された部分は見てない人が大半なんだろう。

 

その他雑感など

炎上後、自分が付けたレビューについた票の動きはだいたい60票中参考になった10票以下という感じだった。50票以上否定されると参考になった率で1%以上落としてる計算になる。260位近くまで上がってたランキングが一ヶ月弱で400位近くまで落ちてて、さすがにちょっと凹む。どうでもいいけど最近レビュー付けたガルブレイスの「不確実性の時代」、ピンポイントで自分のレビューだけ参考にならなかった押されてたみたいなんだけど、「死んでいきかえりましたれぽ」レビューからプロフィール辿ったんじゃなかろうな。

不確実性の時代 (講談社学術文庫)

不確実性の時代 (講談社学術文庫)

 

  「死んでいきかえりましたれぽ」の話に戻ると、"作品をレビューする場であって著者の人格に対する批判は場違い"という極めて正論なレビューがいくつか付いてるけど、参考にならなかったを大量に押されて沈められている。これらのレビューの方がAmazonのレビューガイドラインを正確に理解してるので、これを沈められても無法者過ぎる印象しか受けない。ユーザ評価でやってる以上、どうにもならんのだろうか。

 

ちなみに公開済み レビューの削除はこちらの本でも見かけた。

図解 使えるミクロ経済学 (図解 5)

図解 使えるミクロ経済学 (図解 5)

 

この本にも☆一つのレビューが付いていたけど消えていた。ちなみにそのレビューは「立ち読みしたけど、ミクロ経済なら他の本の方が良いと思います」くらいの内容で、理由とか一切書かれてなかったので、さもありなんという感じではある。てか立ち読みでレビュー書くなよ・・・。これよりしっかりしたレビューを書いても差し止められることあるのに、こんな内容でチェックを漏れて公開されていたのも不思議だ。